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投資初心者のコツコツ勉強記録

資産を1億円にする、すごい株式投資を読んだ

「資産を1億円にする、すごい株式投資」を読んだので、そのメモ。 

少額からでも確実に増やせる! 資産を1億円にする、すごい株式投資

少額からでも確実に増やせる! 資産を1億円にする、すごい株式投資

  • 作者:白坂 慎太郎
  • 発売日: 2020/12/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

 

第1章 投資に対する考え方と投資の本質を学ぼう

投資ては安定は敵。1勝15敗でも、トータルで勝てばいい。
自身を持てる知識と知恵があればいい。

お金は無限だが、時間は有限。お金は増やせばいい。投資家はお金の価値が低いことを知っている。

車の運転と同じく、投資には知識と経験の、両方が必要。

お金を増やすには、お金の使い方が大事。お金を増やすものに、お金を使う。期待値とリターンを考えて、判断する。

高いから、安いからという判断基準だと、お金から自由になれない。

生活の中でお金のことを考える時間がほとんどない状態へ。

投資の世界は、1%の勝者と99%の敗者。1%の勝者は変化し続けている。常に腑に落としている

色々な情報に左右されず、自分自身がよく分かるものに投資すること。

投機は確率に対して、投資は価値に対してお金を出す。

デイトレは時間を味方につけていない。
長期投資は時間を身につけることができる。

価値の変化に気づくには、一般消費の感覚が大事。

よく分からないものへの投資は負けパターン。本業などから深堀りしていく。


第2章 集中投資と長期投資が価値を生む

資産を守りたいなら分散投資、増やしたいなら集中投資。ただし、全額投入する、という意味ではない。あくまで集中的に。

分からないものは業界ごとばっさりと切り捨てて、10~30、1~2社に絞り込む

どうしてもよく分からなくても、投資したい場合、ETFならアリ。

長期投資によって福利の恩恵を受ける。

誰もが知る有名企業でも、テンバガーになる可能性はある。


第3章 投資する銘柄はどうやって選べばいいのか

社長がダメなら会社もだめ。

会社は出資している株主のもの、ということになる。
会社を見るポイントは、人・戦略・数字(会計・決算)。中でも一番重要なのは人で、人がつまり社長と社員が微妙なら、戦略と数字は見ずにスルー。数字はあくまで確認用。根拠の裏付け。

成功する人は8割の人柄と、2割の技能。技能が短期的な成功をもたらし、人格がそれを長続きさせる。

人はリターンよりもリスクを過大に感じる。考えない人はノーリスクを探してしまう。最悪、人の言うことを鵜呑みにして、騙される。


第4章 良い社長の見分け方

日本の上場企業の7割は、取締役会が選んだ代表ではなく、いわゆるサラリーマン社長を据えている。(内部出世)
問題は、現状維持路線をとりがちなこと。

代表的なプロ社長は、ユニクロニトリキーエンスなどの代表。創業者でもある。
また、松本晃、魚谷雅彦、新浪剛史なども。

社長を知るにはまずホームページ。IRなどを参考に。IRが微妙、無い、あるいは社長メッセージが響かないといった場合には、投資対象ではないかも。

それから、社長の書籍やインタビューを読む。あるいは、講演会に参加して直接会う、など。


第5章 いい会社(組織)を見抜くロジックを集積する

良い組織の条件① 取締役会が機能しており、社長にブレーキをかけられる
ただし、最近流行りの社外取締役会について。これもまた安定路線だったり、機能してないこともある。要チェック。

良い組織の条件② 社員が増加傾向にある

良い組織の条件③ 内製の比率が高い。
内製比率が高いと、製造・販売・管理を自前でできる。持続的に成長できる会社。


第6章 成長する企業はどう見分ければ良いのか

持続的に成長する企業は、良い戦略が不可欠。

経営学の製品ライフサイクルを意識する。導入期、成長期、成熟期、衰退期。

その会社の製品が成長期に入った頃に株を買うのがいい。10人に1人が使ってる状態。認知度10%。導入期だと早すぎる。そして80%に達したら売る。

時代の大きな流れにも着目。農業革命→工業革命→情報革命と辿ってきた。引っ書の目論見では、次は身体と心の革命。バイオ、健康、脳科学、心理学、量子など。

 

第7章 会社の理念やビションに着目して掘り下げる

戦略をもっと深ぼりする。
まずは、現状を知ることが大事。そして、夢と目標を立てる。

夢と目標に向けて、戦略を立てる。

ここでも、時間を味方につけて複利を効かせる。

投資対象は、わかりやすい企業を。ビジョンや理念が分かりやすい企業。
自分から分かろうとがんばらない。それはすでに分かりにくい、つまり投資対象ではないということ。

集中投資の方が実はリスクがすくない。理解の深い部分へ集中的に投資。一方で分散投資は、気が回せなかったりする。


第8章 企業の「戦略」から良し悪しを判断する

企業の戦略とは究極的には2つ。コストカットと差別化。
コストカットで客数が増える。差別化で客単価が増える。

例えばiPhoneは画期的だったけど、形あるものは追従される。差別化はずっとは続かない。

コストカットと差別化はどちらか一方がよい。中途半端はダメ。


第9章 ビジネスモデルから良い企業かどうかを探る

ビジネスモデルとは、企業が収益をあげるための仕組み。

誰が、誰に、何を、どのように提供するのか。

 

第10章 企業の財務諸表を分析して良い企業を探す

人と戦略で絞り込んだあと、数字でふるいにかける。一番時間のかかる作業。
財務諸表に関しては、最低限を理解する。

損益計算書では、売上総利益(粗利)、営業利益、経常利益、税引き前当期純利益当期純利益の5つがある。最も大切なのは、営業利益。

営業利益が少ないのに当期純利益が多いような場合、資産売却などの、持続可能ではないやり方が為された可能性が。

当期純利益は、バランスシートの「純資産」となる。

しかし、純資産はまず現金として増える。これを成長のために再投資するのが良い会社。

キャッシュフロー計算書は、営業利益・投資活動・財務活動による、それぞれの現金(資産)の増減を表す。

営業利益のキャッシュフローは、プラスであればあるほど良い。

投資活動のキャッシュフローは、プラスだから良いとは限らない。投資が資産ではなく費用扱いされる場合、投資活動のキャッシュフローには表されない。

 

第11章 投資指標から良い企業を読み解く

投資対効果を上げることを意識する。そこで利用できるのが、ROAROEと言った指標。

ROAは総資産(負債を含む)のうちの、当期純資産の割合。高ければ高いほど良い。

ROEは純資産(自己資本)のうち、当期純資産の割合。高ければ高いほど、成長率の見込める良い企業。

比率なのでもちろん、良くない下がり方をすることも。例えば、自己資本が減れば、ROEは上がる。

自社株買いによる、見せかけのROE上昇に気をつける。


第12章 理論株価から長期集中投資銘柄を探す

EPSは、一株あたりの当期純利益。株価をEPSで除したものが、PER。

BPSは、一株あたりの純資産。株価をBPSで除したものが、PBR。

とは言え、PERは当期純利益の変動によって、頻繁に変わる。また、PBRはバランスシートをベースにしており、創業以来の数値が根拠となる。そんなに大きく変動するものではない。
よって、どちらもあまりアテにならない。

トップ1%の投資家が参考にしてるのが、理論株価

理論株価の本来の算出は非常に困難。ここでは、ラフに覚える。

税引き後営業利益÷割引率÷発行済株式数

税引きは法人税30%のこと。割引率は、日本の場合はざっくりと6%を想定。

まとめ。持続的に成長する良い企業を探す。その企業が10, 20年後にどうなるのか、考える力を養う。