ビケンテクノ 第一四半期 決算短信
決算短信、出てました。
保有株の決算はチェックしよう、ということで確認していきます。
こちら楽天証券より、企業情報。
そしてこちら、ビケンテクノの IR 情報ページです。
そもそも、ビケンテクノは複数の事業を手広く手掛けている連結企業であります。
その部門ごとに業績を見ていくと面白いですね。
好調なのが、ビルメンテナンス事業、フランチャイズ事業、ホテル事業、そしてその他事業(太陽光発電事業等)。
ビルメンテナンス:
売上高7,275百万円(前年同期比13.2%増)、セグメント利益913
百万円(前年同期比22.6%増)
フランチャイズ事業:
売上高368百万円(前年同期比5.8%増)、セグメント利益27百万
円(前年同期比54.2%増)
ホテル事業:
売上高243百万円(前年同期比49.6%増)、セグメント利益47百
万円(前年同期比570.7%増)
その他事業:
売上高71百万円(前年同期比74.8%増)、セグメント利益6百万
円(前年同期比2.9%減)
芳しくないのが、不動産事業と介護事業のようです。
不動産事業:
売上高は240百万円(前年同期比94.9%減)、セグメント利益は81百
万円(前年同期比84.0%減)
介護事業:
売上高は284百万円(前年同期比2.5%減)、セグメント損失は38百万
円(前年同期は1百万円のセグメント損失)
全体の業績はこのとおり。
当第1四半期連結累計期間の売上高は8,484百万円(前年同期比29.2%減)、経常利益は540百万円(前年同期比31.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は349百万円(前年同期比31.2%減)
その背景状況としては以下の通り。
当第1四半期連結累計期間におけるビルメンテナンス業界を取り巻く環境は、人件費の高騰等が収益面に影響を与え、また人手不足も顕著化の度合いを増してまいりました。
このような状況下、当第1四半期連結累計期間では、ビルメンテナンス事業やホテル事業において前期からの好調さを維持し、大きく業績を伸ばしました。しかしながら、前第1四半期連結累計期間では大口の販売用不動産売却がありましたが、当第1四半期連結累計期間では不動産売却がなかったことから、全体の業績では前年同期と比較して売上高、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が減少いたしました。
業績予想の修正はありませんでした。
以上の情報は、IR 情報ページの決算短信 PDF より参照できます。
https://www.bikentechno.co.jp/IR/IR_Report_pdf/2020_tanshin_1q.pdf
また、今後の業績予想はこのようになっています。
https://www.bikentechno.co.jp/IR/IR_Report_pdf/2019_tanshin.pdf